「えっ……ブログ!? 最近は全く読んでないで…」
その一言は、まるで腹筋に直撃したボディブローのようだった。
発したのは、最も身近な存在──奥さん。
冗談かと思って聞き返したけど、どうやら本気らしい。しかも、こんなダメ出しまでついてきた。
「あんたの日常なんか、誰も興味ないで。もっと読者の役に立つことを書いたら?」
……うん、言ってることはもっともだ。
僕自身も、自分と関係ない人の毎日を淡々と綴っただけのブログなんて、正直読む気がしない。芸能人でもなければインフルエンサーでもない、ただの中年のおっさんの日常なんて需要がない。冷静に考えれば、その通りだ。
それでも、僕は書く。
なぜか?
それは、僕が“何かに挑戦している”からだ。
今、僕は51歳。ベストボディ・ジャパンという大会に3度目の挑戦をしている。
これまでに2回出場して、ありがたいことに入賞も果たした。でも、実はその2回とも“最下位での入賞”という黒歴史を背負っている。
このブログでは、そんな僕の挑戦のリアルを、ありのまま綴っている。
減量がうまくいかずに焦ったり、チートデイで飲み過ぎてして後悔したり、筋トレしてもなかなか筋肉が増えない自分に自信を無くしそうになったり……。情けなくて、カッコ悪くて、でも必死にあがいている毎日だ。
それを「ただの日常」にせず、「挑戦の物語」に変換しようとしている。
僕にとって、これは“物語”だ。
中年のおっさんが、加齢と重力に逆らい、タプタプの腹を引っ込め、筋肉を取り戻し、ステージに立とうとしている。
これが物語じゃなかったら、なんなんだ。
大きなことは言わない。でも、僕の失敗や気づきや涙は、
「変わりたいけど変われない」
「やってみたいけど勇気が出ない」
「昔の自分を取り戻したい」
──そんな誰かの背中を、そっと押すかもしれない。
未来の“誰か”に届くその日まで
正直、このブログの読者はほぼいない。奥さんにもスルーされ、X(旧Twitter)のフォロワーだって46人しかいないし、インプレッションもほとんどない…。

でも、それでも僕は書く。
この言葉が、1年後の誰かに──あるいは1年後の“自分自身”に──届くと信じて。
僕は、今日も書く。
本日のまとめ
- 奥さんに「読んでない」と言われたショック
- でも僕はただの日常ではなく、「挑戦の物語」を書いている
- 中年でも変われることを証明したい
- 読者が0でも、誰かの背中を押すと信じて、今日も書く
ベストボディ・ジャパン2025京都大会本番まで残り:37日
今朝のオイラのスペック
体重:70.1kg
体脂肪率:14.0%
筋肉量:57.2kg
基礎代謝量:1655kcal
今日も最後まで読んでくれてありがとう。
誰か一人でも、この言葉が届いたなら、それだけで嬉しいです。
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