飲酒と禁酒の真実【7日間断酒生活シーズン2:5〜7日目】

飲酒と禁酒の真実【7日間断酒生活:シーズン2:5〜7日目】 お酒をやめる方法

本日は2023年の4月25日。

僕にとっての7日間断酒生活シーズン2の7日目です。

現在時刻は午後10時20分。夕食もお風呂も済んで、この記事を更新したらあとは寝るだけなので、僕はこのシーズン2でもお酒を飲むことなく、チャレンジは成功しました。

結論!7日間断酒生活2シーズン目を終えた感想

人生で初めての7日間断酒生活をしたのが、2023年の4月8日〜14日で、中4日を挟んで4月19日〜25日(今日)に2回目の7日間断酒生活を行いました。

結論から言うと、今回の2回目の7日間断酒生活は当初の予想通り、1回目よりずっと簡単で、そしてあっという間の7日間でした。

端的に言うと…

人生初の7日間断酒生活は、それこそエベレストに登るような覚悟というか、ある種の悲壮感すら持ちながらスタートしました。

実際苦しい場面もあったのですが、2回目の今回は、お酒を…飲みたいッ!!…と苦しむような場面はほぼありませんでした。

エベレスト登山だって、1回成功したら、2回目はぐっと精神的なプレッシャーは減ると思いますが、僕の断酒も2回目はプレッシャーはほとんどありませんでした。

そして2回目の7日間断酒生活を終えた今の率直な気持ちは、やっぱりお酒を飲まない生活っていいな…っていうポジティブな気持ちです。

そのポジティブな気持ちの真ん中にあるのは…

自分で自分をコントロールできている

という喜びです。

自分で自分をコントロールする。酒は飲んでも飲まれるな…というのは名言

この断酒にまつわる連載!?の中で、何度か書いてきたと思うけど、断酒をして一番良かったのは、自分で自分をコントロールできていることです。

まともな大人であれば、自分で自分をコントロールするなんて、もしかしたら当たり前のことかもしれないけど、僕は自分で自分をコントロールするのが、ものすごく苦手な人間なので、今回の断酒で自分をコントロールできた感覚がものすごく新鮮で、大げさに言うなら奇跡みたいな感じで、ものすごく自尊心も高まったし、HAPPYでした。

昔から「酒は飲んでも飲まれるな」なんて、言葉がありますが、こんな言葉があるということは、それだけ酒に飲まれている人が多いからだと思う。

そして、僕はもちろん、酒に飲まれてしまうほうの人間でした。それもものすごくお酒に飲まれる…お酒に溺れるような人間でした。

基本的にちょっとだけ飲む…いわゆる酒をたしなむ…ということができないのです。

若い時から、飲む時には徹底的に飲む、酔っ払うまで飲むのが常でした。

1974年生まれの僕は、今では考えられないだろうけど、大学時代は、新歓コンパであれ、ライブの打ち上げであれ、どんな飲み会でも一気コールをしながら、ビールでも日本酒でもなんでも一気飲みしていました。

日本中の居酒屋で毎夜一気コールが響いている… そんな時代でした。

メチャクチャな飲み方をしていたので、トイレで嘔吐とかしょっちゅうだったし、終電を逃して始発で帰宅…みたいなこともしょっちゅうありました。

酔っ払って路上で寝てしまったり…財布を盗られたり…

酒にまつわる大失敗、大失態もいろいろありました。

そんな20代を過ぎ、30代に入ってからは、さすがにそんな無茶な飲み方をすることはなく、吐くまで飲む…なんてことはなくなりました。

でも、アルコールって摂取するたびに、耐性がつくっていうのは本当にあるようで、酒量は年々増えていきました。

そして40代になり、気がつけば絶対に必ず毎日晩酌するようになってました。

しかも缶ビール1本とかじゃなくて、最初はビールで、その後にはその日の料理に合わせて、日本酒、ワイン、焼酎などをグビグビと飲むような生活になりました。

そして、ここ2〜3年は、ストレスからか、本当に飲む量が増えてきました。

そして、ここ1年はさらに異常なほどに飲むようになりました。

その理由は自分でもわかります。

禁煙したからです。

禁煙すると酒量が増える!?

僕は去年、2022年の6月15日に禁煙というかノンスモーカーになって、それからタバコは1本も吸ってません。そしてこれからも、もう一生タバコを吸うことはないだろうと思っています。

なので、僕の禁煙は成功したわけですが、その代償として酒量が増えてしまったというのは事実としてあると思います。

禁煙するまでの僕は、喫煙も飲酒も身体に悪いことはわかってました。

でも、その当時の僕は友達にも友人にも

「タバコかお酒のどちらかを一生やめなければいけないとしたら、俺は絶対に酒をやめる!酒はやめることはできるけど、タバコだけは絶対にやめることは不可能だから!」なんてことをよく言ってました。

その頃の僕は完全なるタバコジャンキーで、タバコに完全に洗脳されて支配されていました。

そんな僕がタバコをやめてしまったのだから本当にたいへんでした。

お酒をやめるよりも遥かにしんどくて苦しくて長い日々でした。

そして僕は、タバコを吸えない寂しさとかストレスを埋めるために、浴びるようにお酒を飲むようになってしまったのです。

それまでは、ビールと日本酒かワイン…みたいな飲み方だったのが、もっと手っ取り早く酔っぱらいたくて、ビール・日本酒・焼酎・ワインは当たり前として…

アルコール度数の高いストロング系チューハイまで日常的に飲むようになってしまったのです。

妻から見ても、食後も延々と晩酌の延長線で飲み続ける僕は異常に見えたようで、何度も「飲み過ぎだよ!」と心配され注意されました。

でも、僕はタバコを吸えないストレスをお酒を飲むことでなんとか置き換えてしのいでいたんですね。

そして、タバコは1ヶ月2ヶ月と禁煙が続くうちに、いつのまにか吸わないことが当たり前になって、喫煙欲そのものがなくなりました。

じゃあ、禁煙のストレスがなくなったから、それをごまかすために飲んでいた酒量が減ったのか…というと、それがそうはいきませんでした。

飲酒も喫煙と一緒ですね。

毎日の深酒が続きすぎたせいか、僕の中で、多量の酒を毎日長時間飲む…という悪習慣がすっかり定着してしまっていたのです。

その間、尿管結石で死ぬような苦しみを味わったり、病院にも何度も通って、血液検査…だの、CTスキャン…だの、エコー検査…だのいっぱい検査と投薬を受けて、病院に行くたびに生活習慣も注意されました。

しかもかなりの高血圧だし、そこに毎日多量の飲酒が加わって、身体的にはかなりやばかったんですね。

で、さすがに医者に脅されると、こんな自制心のない人間でも、お酒はもうやめよう…とか、酒量も減らそう…とか休肝日を作ろう…とか思うんですけど…

それがね…

見事なまでに…

できないんです。

認めます。俺…アル中ですッ!!

なんとか1日お酒をめっちゃ我慢してやめたとしても、翌日には昨日飲めなかったストレスを埋めるために、リバウンド的に多量に飲むというね…完全に酩酊するまで飲む。そんな繰り返しでした。

やっぱり認めます。

俺、アル中だったんだと思います。

朝から飲んだりとか、仕事に支障をきたす…という重度のアル中ではありませんでしたが、毎日夜、多量の酒を飲む…というか飲まずにはいられない、歯止めがきかない…という意味ではけっこうヤバめのアルコール中毒患者だったのかな…と。

そんな自分が、7日間もやめれた!というのは本当に僕にとっては奇跡なんです。

そして、それだけヤバい我慢ができないアル中だった自分が、涼しげに7日間お酒を断つことができたというのは、自分で自分をしっかりコントロールできているという喜びももちゃくちゃデカイわけです。

それこそ、毎日ブログを更新するぐらいにね(テンションもあがっていたわけです)。

大偉業なわけです。7日間も断酒するのは。元アル中のオイラにとっては。

飲酒の真実。禁酒の真実。

その〝お酒を飲まない〟という自分をコントロールしている喜び、自分で自分に勝利したという飲まなかった翌朝に感じる喜びがあまりに大きすぎて…

その感覚をシンプルな式で表現すると…

酒を飲む喜び < 飲まずに勝利した喜び

という式でも表せるし…

酒を我慢する辛さ < 深酒した翌朝の辛さ

という式でも表わせます。

このシンプルな式を噛み砕いて言葉で表現するなら…

酒を飲んでいる瞬間は脳が弛緩して、ストレスから開放されて、イヤな気分を一瞬は忘れることができる。

でも、お酒を飲んでも現実は何も変わらないし、問題は問題のままだし、むしろ生産性も下がる、生活の質も下がる。

そして、飲んでいる瞬間は一瞬はハッピーになれたような気がするけど、翌朝目覚めた時は最悪の気分だ。

酒を飲む喜びは翌朝の後悔とセットだ。

逆に酒を飲まない選択は翌朝の最高の気分とセットだ。

ならば、僕は後者のセットを選びたい。

トータル14日間の禁酒を通して僕がたどり着いた飲酒と禁酒の真実です。

僕の夢の話…するね。

前回の記事

http://www.ossan-revenge.com/day4-7days-s2-noalcohol/

で、次回の記事で僕の夢を書く…なんてことを書いていたので書きます。

僕は現在49歳といういわゆる中年おっさんであり、中年おっさんが夢を語ったりするのは世間では〝痛い奴〟と思われるであろうこともわかっています。

でも、僕は今から僕の本当の人生がはじまると思ってます。

何もわからず無我夢中で生きていた10代

社会に出て世間の厳しさを知った20代

仕事と子育てで走り続けた30代

経験値もあがり酸いも甘いもわかってきた40代

つまりね、今までって僕の人生にとって

研修期間

のようなものだったと思うのですよ。

僕は来年の2月で50代になるけど、

やっとブレずに、本当に心から欲することに、真剣に、前向きに、かつ楽しみながら取り組んでいけると思ってるんです。

そんな僕が、これからの人生でやっていきたい夢は…

まず第一に健康で元気で、あふれるようなエネルギーで日々を全力で生きること。楽しく生きることです。

そして次に、妻と二人の子供の夢を応援し、サポートしていくことです。当然しっかりサポートできるぐらの豊かさも実現させます。

また、高齢になり弱ってきた両親のサポートもしてきます。

次に、世の中をよくする活動。いろんな方法があるけど、僕にできることは何でもやっていきたい。

文章を書くのも、動画を編集するのも、人前でお話をするのも好きなので、人生を幸せにするための情報を発信してシェアしていきたい。

あとは、やりたいことは全部どんどんやっていきたい。

大好きな趣味…キャンプもギターもバンドも旅行もどんどんやっていきたい。

新しいことにもどんどんチャレンジしていきたい。

そんなふうに思っています。

それと、もっとシンプルに生きていきたい。人生を、日常をもっと細やかに味わっていきていきたい。

具体的にいうと、家の中にある不用品を全て(デジタルデータも含めて)断捨離して、もっとミニマルに、ミニマリスト的に生きたいと思ってます(このブログも断酒編が終わったらミニマリズム編を連載していこうと思ってます)。

そして、掃除・洗濯・料理などの家事も、義務とかイヤイヤやるんじゃなくて、その家事じたいをじっくり丁寧に味わいながら生きていきたい。

そんな風に思っているのです。

こういう心境って、ある種、年の功。

だと思います。

中年おっさんは中年おっさんなりに、経験値はそれなりに上がっているので!

若い時は勢いだけで生きていたし、まあそれでよしというか、それこそが若さだと思うけど、僕の場合は若い時は自分のことだけに必死で周りが見えていなかった

周りへの感謝の気持ちとかも相当薄かったと思う(反省)。

でも、49年生きてきて、まだまだわかってないことも多いけど、10代20代に頃の自分と比べると、本当にずいぶんとたくさんのことがわかってきた。

まあ、とくかく僕はこれから本当の自分を生きていきます。

そして、本当の自分を生きるためには、そして、僕の夢を実現させるためには、毎日酔っ払っている場合ではない!と僕は思っているのです。

飲酒文化を否定はしないし、お酒の楽しさもわかってます。

でも、毎日、痛みを忘れるために浴びるように酒を飲む…というような生活は僕はもう送りたくありません。

もっと

強く!

楽しく!

美しく!

パワフルに!

エネルギッシュに!

僕は生きていきたいのです。

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